じゃがいもの断面の茶色の輪っかや斑点は何?これって食べられるの?毒はない?

  • 2021年1月18日
  • 2021年3月25日
  • 野菜

じゃがいもの断面に茶色の輪っかや斑点があったり、空洞になっていることってありますよね。
これって食べられる?毒はない?捨てるのももったいないし!と気になり、調べてみました!

 

じゃがいもの断面の茶色の輪っかや斑点、空洞って何?食べられる?

 

この間肉じゃがを作ろうとじゃがいもを切ったところ、断面に茶色い輪っかと空洞のあるじゃがいもがΣ(・□・;)
食べても大丈夫かな?捨てるのももったいないしな。。と思い調べてみましたのでまとめました!

 

結論から言うと生理現象によるものと病気によるもの2種類があります!

 

◆茶色の輪っかは何?

 

・でんぷんの場合


薄い茶色の輪っかであればでんぷんの可能性が高いです。でんぷんであればそ
のまま食べて問題ないです! 

 

・酸素不足による生理現象の場合


収穫される前に雨が多く、急激に気温が上昇した場合、土の中の水分が多くなり過ぎてじゃがいもが酸欠状態になります。それで呼吸が止まってしまい、皮から1センチぐらいの部分が茶色や黒くなることがあります。食べても害はないですが、苦味などがあることがあるので、取り除いて食べる方がいいと思います。

 

・青枯れ病の場合


じゃがいもの表面に傷がついて菌が入ることによって病気になります。病気といっても食べてしまっても害はないのですが、固かったり味が良くないことが多いので、厚めに皮をむいたり、茶色い部分を切り取って食べるのがいいと思います。

 

◆斑点は何?

 

・黒い点の場合、輪腐病の可能性あり


食べない方がいいでしょう。その部分を取り除いて食べましょう。ただ薄い茶色の点であれば食べても問題ないみたいです。

 

◆中心にある空洞や黒い部分は何?

 

・急激な肥大による生理現象


じゃがいもが急激に肥大して中心部に炭水化物の供給が不十分
だったり、高温を伴う水分ストレスによってみられる生理現象の1つです。高温干ばつの中で雨が降ると急激に肥大することで発生します。

 

・酸素不足による生理現象


中心部が黒くなっているのは、茶色の輪っかと同じく栽培中の酸素不足によるものです。

 

どちらの場合も食べても健康上の問題はないですが、見た目や食感、味などが悪いためその部分は切りとって食べるのがいいでしょう。

 

じゃがいもで害がある部分は?食べては危険な部分はどこ?

 

さてこれまでのお話で、黒い部分や空洞はその部分を取り除けば食べれることを説明してきましたが、逆に食べてはいけない部分はどこでしょうか?

じゃがいもの芽には毒があることは有名ですよね!芽を取り除けば食べる事は出来ますが、芽とその周辺には食中毒を起こすソラニンと呼ばれる有害物質が含まれています。芽を取るときは芽のつけ根ごとくり抜いてから調理した方がいいでしょう♪

そのほか緑色に変色した部分にも注意が必要です!じゃがいもの塊茎に日光が当たって緑色に変色した部分には芽と同じように、ソラニンが含まれているんです!変色してしまったら残念ですが食べるのはやめましょう。

 

まとめ

 

今回はじゃがいもの茶色い輪っかや斑点、空洞について何なのか、原因は何か、そして食べられるのかについて説明してきました。

生理現象や病気が原因ですが、その部分を取り除けば健康上は食べても問題はないようです♪

ちなみに、スーパーなどで買ったばかりであれば取り換えてくれるみたいなので、気になる方は持って行ってみてくださいね(*^▽^*)

 

いつでも手に入ってメニューも豊富!常備野菜としてとっても便利なじゃがいもですが、ご飯よりも低カロリーでヘルシー♪

ビタミン類もたっぷりなので、積極的に取っていきたいですね〜(*^▽^*)

 

こちらも参考に♪
アボカドの黒い点や筋は何?食べられるの?保存方法は?

 

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